チタジュウグループロゴ

「素朴な正義論」と「現実論」

 

こんにちは 横山です

 

「現代ビジネス」という情報誌の中で

「素朴な正義論と現実論」という 面白い記事がありましたので

ご紹介したいと思います

そのまま掲載すると長くなりますので

私なりに要約してご紹介させて頂きます

 

 

直近の世論調査で 第3次安倍改造内閣の支持率が4~5ポイント上昇して

不支持率が5~9ポイント下落しました

政党別でみれば、自民党は上昇し、民主党は下がっています

 

国民の6割~8割が安保関連法に反対 もしくは慎重審議を求めましたが、

それを根拠に野党は 「国民が反対している法案を強行採決したのは暴挙だ」

と批判しました

そして、マスコミもそれを利用し 政権打倒の大キャンペーンをやりました

当然 支持率が下がってもいいのに結果は逆に上がっています

 

さて、これをどう見るのでしょうか?

論説委員はこう言っています

 

 

「野党は国民を説得するのに失敗した一方で

採決で批判があったのは事実だから 安倍政権が積極的に支持されたのではなく

野党が支持されなかったとみるのが妥当である」

 

では なぜ野党は支持されないのか?

 

党利党略を一切考えないという前提にたてば

野党議員は概してまじめで「正しい事は何か?」

を素朴に考えている人が多いように思える

 

「憲法9条が戦争を禁止している」

「なのにああいう法律が出来ると戦争する国になってしまう」

 

まず、「正しさ」とか「国の理想的なあり方」

を先に考え

そこから政策に対する態度を決める

 

 

「当たり前じゃないか」

「正しいかどうかを基準に判断しないで一体どう考えるんだ」

 

 

この考え方を 

「素朴な正義論」と名付けたとしましょう

 

「素朴な正義論」に立つ国民は野党の反対論を支持しました

学生たちが行ったデモもこれに該当すると思われます

 

これに対して 現実の安全保障環境を重視する立場である安倍政権は

 

「中国が尖閣諸島周辺の領海に侵入したり

北朝鮮が核ミサイルで日本を含む周辺諸国を威嚇しているのは 現実の脅威である」

この事から、この脅威に対抗できるように 憲法解釈を見直して安保法政を見直しました

 

つまり、安倍政権は 「現実論」に立ちました

 

 

「素朴な正義論」と「現実論」の決定的な違いは

 

「自分の価値観を優先して考える」

か 「日本を取り巻く環境評価から出発して政策を考えるか」

 

「主観的価値観」が先か「客観的状況」が先か

と言ってもいいのです

 

価値観に基づく正義論にたてば

「日本は戦争をしてはいけない」

現実論でいけば「戦争を仕掛けられたら受けて立つ」 という話になるのです

 

結局 今回の与野党対立は「素朴な正義論」対「現実論」 の争いだったと総括できるのです

 

 

では、「素朴な正義論」の何が問題なのかと言えば

「正しいことをめざすのが政治であり、国のあり方だ」

思いこんでいる点です

 

残念ながら、

国際社会に於いては

自国の勢力を拡大したり自分の権力を増大する為には

倫理や道理にはずれようが何でもする国があるということなのです

 

中国や北朝鮮もそうですし

イスラム国に至ってはその残虐さも証明されました

世界は素朴な正義論だけでは通用しない。

 

 

無法は現実にある

日本が素朴な正義論を主観的に唱えるだけでは

平和と安全は守れない

 

野党の主張に説得力がなかったには

自分が正しいと信じていることを叫ぶだけで

無法がまかり通る現実の世界で

どう日本の平和と安全を確保するのか

具体的な対応策が示せなかったからでる

 

振り返れば 新基地を

「国外、最低でも県外」といったが

それは理想論であって、

具体的な選択肢はなく ただ混乱させただけの総理大臣

中国漁船が体当たりして来ても 清く正しいどころか船長を釈放してしまった総理大臣

 

「素朴な正義論」で言えば

日米安保条約や自衛隊を一貫して反対している

日本共産党の方がよっぽどマシと思った国民も多いのではないか

 

 

以上がこの記事ですが

さて、皆さんのお考えはどうでしょうか?      

 

コメントをどうぞ!

メールアドレスは非公開です


*